学校・教育機関・教育産業の労務管理
学校・教育機関・教育産業の労務管理

 学校や会社ごとの習慣の違いはあるでしょう。しかし,本質的にお客さんたる生徒さんや保護者の方がいて,その方達に教育サービスを提供するというのはかわりません。ルーチンで出来るお仕事をきちんとマニュアル化し,その上でマニュアルに幅を持たせて緊急時や想定外の事件事故が起きたときに柔軟な対応が出来るように,普段から準備しておきたいものです。







 労働時間は適正に管理できていますか?



1.職員・社員の労働時間管理
 まずは,就業規則を確認しましょう。就業規則だけでなく労使協定の残業をさせることができる限度の時間を確認しましょう。さらには,特別条項で定めた残業をさせることができる時間を確認しましょう。

 また,定額残業制度には気をつけましょう。見込み残業時間を超えた場合には通常の残業代の計算をして残業代を支払わなければいけません。裁判では固定残業代を超える残業代の未払いについて,事業主側が負ける例の方がずっと多いのです。今の時代,サービス残業や持ち帰り残業は間違いなく司法で事業主側が負けます。

 こんなことになると大変です↓
 
http://www.daiichi.gr.jp/activity/p-2016/watanabe_20160126/

2.講師の労働時間管理(業務委託の場合も含む)

3.アルバイト・パートの労働時間管理
 未払い残業に認定されてしまう例が多くなっています!
 今の時代,事業主の指揮命令下にあると判断されると間違いなく未払い残業に認定されます。特に,個別教室の学生アルバイトなどの使い方には注意が必要です。講義時間の使い方だけでなく,報告書作成や電話かけなども業務として労働時間と見なすとの判例がでています。




 教員・講師の仕事時間に無駄はありませんか?



 教員・講師の方が講義にエネルギーを使うのはわかりますが,その後の時間をだらだら使っていたり,実質的に休憩していたりしませんか?また,そんなときであっても遂行できるお仕事を期限をつけて与えるようにしましょう。
生徒さん学生さんは休憩時間中でも職員・社員は労働時間中です。授業と授業の間でも労働時間です。気を抜いていませんか?休憩は決められた時間きっちりとるようにしましょう。





 労働時間を圧縮するには?



 →講義時間は圧縮できない!
 →他の業務を見直すしかありません。

1.職員・社員ごとに業務が適正に配分されていますか?

2.誰にでも出来る作業をベテラン職員・社員がやっていませんか?

3.同じ科目の先生が別々に教材を作成したりしていませんか?
 →アルバイト・パートを有効に活用しましょう。
!業務の内容を時給換算で考えるとわかりやすくなります。

 コピーとりやホッチキス止めをベテランがやっていてはお金と時間の無駄です。
特に小規模事業所であれば,アウトソース出来ることは必ずやっておきましょう。結果としてユーザーである生徒さん学生さんやその保護者の利益にかないます。
 今は経理や人の募集,教材作成などだけでなく,生徒ごとの受講状況や成績管理までアウトソースしてくれる時代です。




 職員・社員ごとにどの仕事がmainなのか,最低やらなければいけない業務の範囲はどこまでか,手伝える人の範囲はどこまでか。学校内や社内の人の誰からでもわかるように見える化されていますか?誰か一人が風邪やけがで休んだだけで仕事が滞るようでは組織とはいえません。


 職員・社員・教員ごとに業務の範囲を明確にしましょう。その上で,誰がフォローできるかも文書やフローにしておきましょう
1.教室管理・事務がmain

2.講義・生徒保護者対応がmain

3.教材の作成やカリキュラムの企画がmain

4.新規営業がmain

5.大学・高校・中学校・その他教育機関等への営業main

 あるいは,
a.管理職・教室長・社員でないと出来ない仕事

b.常勤パートであれば出来る仕事

c.講師(非常勤や業務委託を含む)でも出来る仕事

d.アルバイトでも出来る仕事




 学生バイトの質,劣化していませんか?



若手職員・教員やアルバイトの資質向上を!
 → 今の若年層社員・アルバイトにあった教育研修が出来ていますか?

1.バイト希望者を増やす。
 口コミ,大学の学生部,職安・・・使えるものは何でも使いましょう。

2.働く人としてのマナー研修は必須!
 言葉遣い,初対面の人との挨拶の仕方,電話のかけ方話し方

3.きちんとした休みの取り方を教える必要あり!
 無断で休むのは問題外ですが,それでも就業規則等にその旨を懲戒規定を定めておかなかったら,もめたときには事業主の責任にされてしまうことがあるのです!




浜学園(灘コース等担当)・
私立高校・大手大学受験予備校(駿台・四谷学院等)講師出身
関西の教育機関・教育産業の労務管理にもっとも詳しい社労士です。
就業規則はもちろん,日々のタイムカード・出勤簿,日報などもきちんと目を通して管理します。
 ご相談,お問い合わせはこちらに。 
 





大阪・兵庫・京都で人事・労務管理・給与計算代行・助成金のご相談なら
  大阪府豊中市千里中央の【田村博社会保険労務士事務所】へ。

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 大阪府の豊中市にあり,吹田市箕面市と隣接する当事務所では,無駄な残業などを精査し改善策を講ずるコンサルティング業務をはじめ,雇用保険や健康保険の手続きやマイナンバー制度対策といった業務,人事・労務のご相談をお受けしています。
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